AE- オールマウンテン&エンデューロ
>グラビティ系最強ハードテール
自在に下りを攻めるため、コーナーで抜群の加速を得るため、グラビティライダーの期待に応えるべく開発されたのがAE(オールマウンテン&エンデューロ)フレームです。2年の歳月を経てアジアのエンデューロレースシーンにて磨かれ開発されました。
高いスピードレンジにも対応出来るジオメトリーと、チタンによる衝撃吸収性がまるでフルサスバイクのような走破性を発揮。同時に軽量でトラブルレスなハードテールバイクでもあるため、登りも含めた山岳路を思う存分に楽しむことができます。
細部までレーサーの意見を取り入れ、ワイヤ小物の微妙な位置までもこだわって設計されています。
>29”セミファットタイヤ対応
その転がりの良さとグリップ力により、レースシーンでは標準となっている29インチタイヤ。2.8インチ幅までの太めの29インチタイヤと組み合わせて充分なフレームクリアランスを確保。レースにて大きなアドバンテージとなります。また27.5インチであれば、3.0まで対応。敢えてインチダウンしての操作の小気味良さ、より太いタイヤによるクッション性のアップを目指したセットアップが可能です。
>VBS:バーチカルボトムブラケットシステム
AE最大の特長と言えるのが、ボトムブラケットを垂直に可動させるVBS(バーチカルボトムブラケットシステム)です。VBSによりシムの入れ替えで5mm単位でBBドロップを-80mmから-40mmの間で任意の位置にセットできます。これは29←→27.5インチといったタイヤ径の変更や、ライダーの好みに応じてBBドロップを最適化できるMONORAL独自の構造です。VBSによりライディングフィールのキモであるBBドロップを調整したり、使用タイヤに合わせて最適化できます。
>3AL-2.5V Ti チュービング
衝撃吸収性と軽量性を併せ持つチタン合金製チューブを使用。美しい無塗装のフレームは、鉄のように錆びることもなく一生モノと言えます。柔らかめであるチタンの特性を基にチェーンステイとチェーンステイヨークを極太化。コーナー時のプッシュに対する反応性を最適化しています。
>ドロッパーポスト対応
ドロッパーシートポスト用のリモートケーブルをシートチューブ下部から内蔵できます。またシフトケーブルアウターは、フレーム上に溶接されたスルーアウターカップを通り、シンプルな外観とタイラップ切れトラブルを未然に防いでいます。
>BOOST規格
リアエンドは148mm幅のBOOSTスペック。剛性の高いホイールをセットできます。
>44mm ストレートヘッドチューブ
ヘッドチューブには汎用性が高い44mmストレートを採用。ヘッドパーツのトラブルにも早期対応できます。剛性アップのためにガセットを入れてあります。
※記載の内容は予告なく変更になる場合があります。
- フレーム材質:3-2.5 チタン合金チューブ
- ヘッドチューブ:内径44mmストレート
- ボトムブラケット:PF30 VBS
- シートポスト:31.6mm(クランプ径34.8mm)
- リアエンド:148mmスルー BOOST(アクスルは含まれません)
- ブレーキ:ポストマウント / ディスク径160〜203mm
- 基準Fフォーク:29インチ 140〜150mmストローク(基準肩下555mm)
- フレーム重量:1,940g(Sサイズ)/ 2,000g(Mサイズ)/2,060g(Lサイズ)
- 適応身長:Sサイズ 140〜160cm / Mサイズ 160〜180cm / Lサイズ 170〜190cm
- フレーム価格:297,000円(税込)含BBユニット
AEジオメトリ 29インチ 150mmトラベルフォーク | 単位mm | ||||||
サイズ | a. フォーク肩下 | b. フォークオフセット | 1. シート長(C-T) | 2. トップ実測 | 3. トップ水平 | 4. フロントセンター | 5. リアセンター(BB最下位) |
S | 560 | 44 | 380 | 563 | 560 | 721 | 435 |
M | 560 | 44 | 420 | 578 | 586 | 747 | 435 |
L | 560 | 44 | 460 | 599 | 612 | 774 | 435 |
サイズ | 6. ホイールベース | 7. BBドロップ | 8. ヘッド長 | 9. ヘッド角 | 10. シート角 | 11. リーチ | 12. スタック |
S | 1144 | 40~80 | 110 | 63.5° | 75° | 400 | 615 |
M | 1171 | 40~80 | 115 | 63.5° | 75° | 425 | 619 |
L | 1198 | 40~80 | 120 | 63.5° | 75° | 450 | 624 |
ジオメトリーは下り勾配での走行安定性と、コーナーでの扱いやすさのバランスを考慮。リアセンターは衝撃吸収性を活かしつつ、横剛性を出すように設計されています。
タイヤクリアランスは27.5×3.0″(タイヤ幅75mmまで)又は、29×2.8″(タイヤ外径750mm)までとなっています。※リム幅によってタイヤの実際の幅、サイドブロックの形状によってフレームと干渉する可能性があります。左記図はギリギリの寸法を記載しています。
チェーンリングは下りに有効な34Tまで対応しています。BBの固定位置によってチェーンリングとチェーンステイヨークのクリアランスに変化があります。最上位にある時にもっとも近く、その状態で34Tが最大となります。
VBS (バーチカルボトムブラケットシステム)
5mmと10mmのシムの組み合わせで、BBシェル内でBBの位置を5mmピッチで垂直に移動することができます。BBは付属しますが、PF30のネジ連結式のものであれば汎用品を使用可能です(圧入のみの場合強度が不足する恐れがありますので使用しないでください)。フレームのBBシェル幅は68mmですが、シェルの外側に挟むパーツがあるため、実質73mmとなります。
※記載の内容は開発中のものです。予告なく変更になる場合があります。